BAGTOWN COFFEE
インドネシア/ Sumatra / Onang Ganjang / Wet Hull
インドネシア/ Sumatra / Onang Ganjang / Wet Hull
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手に入れることはできないと一度はあきらめたコーヒー
インドネシア スマトラ島 Kardonさん
Kardon Estate
Onang Ganjang
精製:Wet Hull(スマトラ製法)
スマトラのコーヒーでもし、オナンガンジャンのシングルロットがあったら絶対買っておいたほうがいい。台湾の大御所からそう聞いたのは去年のことだったでしょうか。昔、スマトラ島で栽培されていたコーヒーの品種はティピカ種でした。サビ病の影響で1980年代から様々な品種の混植がすすむスマトラ島ではごちゃ混ぜのロットばかりになってカップクオリティは下がってしまった。と年配のコーヒー屋さんから聞くことがあります。ティピカとブルボンの自然交配種であるオナンガンジャンの存在は聞いたことはあったのですが、そのロットを見たことはありませんでした。10月にスマトラ島にご一緒した橋本さんというコーヒーマンがいらっしゃるのですが、10年ほど前から農家を周ってオナンガンジャンの木をみつけると赤いテープで印をつけて、”高く買うから分けて収穫してください”ということをしていたようです。橋本さんのスマトラ島でのパートナーであるKardonが山を買い、開墾して彼らの夢であったオナンガンジャンだけの畑をつくったのが3年ほど前のことです。当然、これは欲しい!と思うのですが全量、とある日本のコーヒー屋さんが買うことになっているとのことで買うことはできませんでした。10年前から可能性を信じて投資されていた方と、新参者では買えるものが違う。ということはよくある話なのです。
残念に思っていたのですが、12月に入ってそのコーヒー屋さんがすこしの量なら生豆を卸してくださるというニュースが入ってきました。奇跡。
きっとこれが、古き良きスマトラ島のマンデリンなんだろうと思います。
